「歴史ミステリ」とは何か? なぜ人間は歴史を読むのか?
『時の娘』『薔薇の名前』『わたしの名は赤』などの名作をとおして、小説・宗教・美術が交差する“近代の謎”を読み解く。注目の作家による歴史ミステリの教室。
全知全能の神が探偵小説をお読みになったら、さぞかしつまらないだろう、という誰やらの名せりふもある。もしも私たちがこの四百年のなかに神様が落ちた瞬間を見ることができたとしたら。(……)この問いはおそらく、ミステリを離れた私たち二十一世紀の人間のふだんの思考法、ふだんの生活法についても広くいろいろ考えさせてくれるにちがいない(本文より)。
全知全能の神が探偵小説をお読みになったら、さぞかしつまらないだろう、という誰やらの名せりふもある。もしも私たちがこの四百年のなかに神様が落ちた瞬間を見ることができたとしたら。(……)この問いはおそらく、ミステリを離れた私たち二十一世紀の人間のふだんの思考法、ふだんの生活法についても広くいろいろ考えさせてくれるにちがいない(本文より)。
<本書に登場する主な作家と作品>
ジョセフィン・テイ 『時の娘』
コナン・ドイル 『緋色の研究』
エドガー・アラン・ポー 『アッシャー家の崩壊』
ジェイン・オースティン 『ノーサンガー・アビー』
スティーヴ・ホッケンスミス 『荒野のホームズ』
ウンベルト・エーコ 『薔薇の名前』
オルハン・パムク 『わたしの名は赤』 ほか
314ページ

コメント