「赤毛組合」事件は未解決だった!
ホームズ・パスティーシュの傑作。「赤毛組合」の犯人一味が脱獄した!だが肝心のホームズは重度のコカイン 中毒で幻覚を見る状態。ワトソン博士は独り途方に暮れる……。犯人たちの仰天の大計画、その陰で囁かれた「新しい十五匹のネズミのフライ」とは。われらがホームズは復活するのか。名作『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』から三十年余、謎と仕掛けに満ちた大作。

定価 2,160円
486ページ