新刊ミステリ ・ 新刊SF 【 ミステリーアイ 】

                        《ミステリー・SF・ホラー・ファンタジィ小説》 今月の新刊発売リスト。これから出る本。本日発売。

October 2015

30日(月)
Msty★「GOSICK PINK」                  桜庭一樹・角川書店
ScFi★「東京無国籍少女」                山邑圭・エンターブレイン
28日(土)
Susp★「95」                          早見和真・角川書店
怪異★「おっかなの晩」                 折口真喜子・東京創元社 
Msty★「恋よりブタカン!池谷美咲の演劇部日誌」 青柳碧人・新潮文庫nex
Msty★「創薬探偵から祝福を」             喜多喜久・新潮文庫nex
Msty★「房総の列車が停まった日」           西村京太郎・角川書店
ScFi★「ダンガンロンパ十神 (上) 世界征服未遂常習犯」 佐藤友哉・星海社
27日(金)
Fant★「チポロ」                         菅野雪虫・講談社
探偵★「アレス:天命探偵 Next Gear」            神永学・新潮社
幻想★「砂浜に坐り込んだ船」                池澤夏樹・新潮社 
26日(木)
Susp★「ユートピア」                      湊かなえ・集英社
解説★「コロボックルの世界へ」                村上勉・講談社 
Susp★「クズリ」                           柴田哲孝・講談社 
25日(水)
雑誌★「ミステリマガジン1月号 」                  早川書房
Msty★「鉄道旅ミステリ2 愛より優しい旅の空」  柴田よしき・角川文庫
Msty★「本をめぐる物語 小説よ、永遠に」神永学,佐藤友哉 他・角川文庫
Msty★「うちの執事が言うことには 6」          高里椎奈・角川文庫
怪異★「座敷わらしとシェアハウス」           篠原悠希・角川文庫
Msty★「生物学者山田博士の奇跡」          松尾佑一・角川文庫
Actn★「十字架の王女 特殊捜査班カルテット3」   大沢在昌・角川文庫 
怪奇★「十二の贄 死相学探偵5」        三津田信三・角川ホラー文庫
探偵★「φの方石2 あかつき講堂魔石奇譚」新田周右・メディアワークス文庫
怪異★「お世話になっております。陰陽課です」  峰守ひろかず・MW文庫
Fant★「真田恋記」              瀬田ユキノ・メディアワークス文庫
Susp★「隣人の死体は、何曜日に捨てればいいですか?」伊原柊人・MW文庫
ScFi★「悲亡伝」                    西尾維新・講談社ノベルス
24日(火)
ScFi★「プロローグ」                     円城 塔・文藝春秋
21日(土)
Actn★「斬死の系譜 オッドアイ」           渡辺裕之・中央公論新社 
幻想★「イデアの影」                  森 博嗣・中央公論新社  
警察★「クランII 警視庁渋谷南署 岩沢誠次郎の激昂」 沢村 鐵・中公文庫
ScFi☆「スカーレット・ウィザード4」(加筆修正)   茅田砂胡・中公文庫 
有事★「日中開戦8 佐世保要塞」          大石英司・C・NOVELS
20日(金)
ScFi★「宇宙軍士官学校─前哨─9」       鷹見一幸・ハヤカワ文庫JA
ScFi★「セルフ・クラフト・ワールド 1」       芝村裕吏・ハヤカワ文庫JA
ScFi★「ユートロニカのこちら側」             小川 哲・早川書房
ScFi★「うそつき、うそつき」               清水杜氏・早川書房
ScFi★「世界の涯ての夏」              つかいまこと・早川書房
評論★「ハヤカワ文庫SF総解説2000」  早川書房編集部/編・早川書房
伝奇★「キマイラ11 明王変」             夢枕獏・朝日ノベルズ


               最新更新日(追加・変更・発売確認) 2015.11.30
 
タイトル前の 「★」 は発売済・確認済。「☆」 は加筆修正or 短編追加 。  


19日(木)
Susp★「ドール」                       山下紘加・河出書房新社 
Msty★「新カラマーゾフの兄弟 (上・下)」         亀山郁夫・河出書房新社 
Enta★「地の底の記憶」                   畠山丑雄・河出書房新社
忍法★「桜花忍法帖 バジリスク新章 上 」         山田正紀・講談社タイガ
ScFi★「君と時計と嘘の塔 第一幕」              綾崎 隼・講談社タイガ
Msty★「シャーロック・ホームズの不均衡」          似鳥 鶏・講談社タイガ
Susp★「僕と死神の黒い糸」                 天野頌子・講談社タイガ
奇妙★「世にも奇妙な君物語」                   朝井リョウ・講談社
18日(水)
Msty★「人魚の眠る家」                       東野圭吾・幻冬舎
Msty★「復讐屋成海慶介の事件簿」               原田ひ香・双葉社
Horr★「王様ゲーム 深淵8.02」                  金沢伸明・双葉社
警察★「白日の鴉」                          福澤徹三・光文社
17日(火)
歴史★「ベンヤミン院長の古文書」                金澤マリコ・原書房 
16日(月)
雑誌★「ジャーロ 55号 秋冬号」                    光文社
14日(土)
Msty★「アンソロジー 捨てる」 ,近藤史恵,柴田よしき,篠田真由美 他・文藝春秋 
13日(金)
警察★「ヒトイチ 画像解析 警視庁人事一課監察係」   濱 嘉之・講談社文庫
12日(木)
Msty★「薔薇十字叢書 神社姫の森」        春日みかげ・富士見L文庫
怪奇★「心霊コンサルタント 青山群青の憂愁」     入江夏野・幻冬舎文庫
Msty★「お口直しには、甘い謎を」             高木敦史・幻冬舎文庫
Msty★「ヒクイドリ 警察庁図書館」               古野まほろ・幻冬舎 
Msty★「ポンコツ探偵の名推理」                 滝田務雄・幻冬舎 
11日(水)
Actn★「警視庁公安0課 カミカゼ」              矢月秀作・双葉文庫 
Msty★「鉄ヲタ探偵 曳野鉄の事件簿」          こにし桂奈・双葉文庫
ScFi★「春子超常現象研究所」                 竹葉リサ・双葉文庫
Msty★「ペンギンを愛した容疑者 警視庁総務部動植物管理係」大倉崇裕・講談社
Fant★「みがかヌかがみ」                    中里友香・講談社
怪奇★「影憑き 古道具屋 皆塵堂」              輪渡颯介・講談社
Msty★「冬の光」                        篠田節子・文藝春秋
怪奇★「妖怪探偵・百目3 百鬼の楽師」        上田早夕里・光文社文庫
警察★「ブラックバイト 警視庁行動科学課」       六道慧・光文社文庫
10日(火)
Susp
★「熱風」                           中上健次・小学館 
 9日(月)
Msty★「ヴィヴィアンの読書会」             七尾与史・PHP文芸文庫
 6日(金)
Msty★「このミステリーがすごい!三つの迷宮」喜多,中山,降田・宝島社文庫
Hard★「月神」                       井上敏樹・朝日新聞出版 
怪奇★「明治・金色キタン」                畠中 恵・朝日新聞出版 
警察★「相棒 season13 中」                 碇卯人・朝日文庫
警察★「接点 特任密行捜査」                 南英男・徳間文庫
 5日(木)
歴史★「神の時空 嚴島の烈風」          高田崇史・講談社ノベルス
探偵★「墓標なき街」<百舌シリーズ>           逢坂 剛・集英社
 2日(月)
Susp★「ドクター・ホワイト」                 樹林伸・角川書店
諜報★「カサンドラ」                    桑原水菜・角川書店
 1日(日)
Msty★「郵便配達人 花木瞳子が顧り見る」      二宮敦人・TO文庫



                  最新更新日(追加・変更・発売確認) 2015.11.24
 
タイトル前の 「★」 は発売済・確認済。「☆」 は加筆修正or 短編追加 。

○ 再発行でも【加筆修正/短編追加】は、わかる限り載せています。
○ ミステリ作家・SF作家でも、ミステリ・SFでないものは載せていません。

以下のものは除いています。
◇ライトノベル・レーベル文庫/ラノベ・ノベルズ/ラノベ・ソフトカバー単行本
◇BL ◇実話系怪談 ◇仮想戦記 ◇時代小説文庫(怪奇・伝奇・推理)
◆但し、SF・推理の特筆すべきと思われる作品は載せています。

 

はじめて逮捕した犯人は、巧妙に仕組まれた冤罪だった――。 傑作警察小説! 将来に不安を抱く、交番の新人巡査。 痴漢容疑で逮捕された製薬会社のMR。 国選弁護と年金で暮らす老弁護士。さびれた町に暮らす三人が、塀の内と外から有罪率99.98%の壁に挑む。 圧倒的なリアリティと緊迫感、ローカル警察小説の白眉。  ●  光文社  予価 1,944円 

☆ 著者の他作品
灰色の犬
福澤徹三
光文社
2015-11-11

最終選考・予備選考ともに全選考委員が賞賛し、かつてない満場一致で受賞となった第22回日本ホラー小説大賞の刊行を記念して、プレビューが公開されました。が、肝心の「ぼぎわん」がさっぱり何かわかりません。貞子と鈴木光司氏の漫才をお楽しみ下さい。

 

「歴史ミステリ」とは何か? なぜ人間は歴史を読むのか? 
『時の娘』『薔薇の名前』『わたしの名は赤』などの名作をとおして、小説・宗教・美術が交差する“近代の謎”を読み解く。注目の作家による歴史ミステリの教室。
全知全能の神が探偵小説をお読みになったら、さぞかしつまらないだろう、という誰やらの名せりふもある。もしも私たちがこの四百年のなかに神様が落ちた瞬間を見ることができたとしたら。(……)この問いはおそらく、ミステリを離れた私たち二十一世紀の人間のふだんの思考法、ふだんの生活法についても広くいろいろ考えさせてくれるにちがいない(本文より)。
<本書に登場する主な作家と作品>
ジョセフィン・テイ  『時の娘』
コナン・ドイル  『緋色の研究』
エドガー・アラン・ポー  『アッシャー家の崩壊』
ジェイン・オースティン  『ノーサンガー・アビー』
スティーヴ・ホッケンスミス  『荒野のホームズ』
ウンベルト・エーコ  『薔薇の名前』
オルハン・パムク  『わたしの名は赤』   ほか
314ページ

それが来たら、絶対に答えたり、入れたらあかんて――。
幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。正体不明の噛み傷を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん"という化け物の仕業なのだろうか? 愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん"の魔の手から、逃れることはできるのか……。怪談・都市伝説・民俗学――さまざまな要素を孕んだノンストップ・ホラー!
第22回日本ホラー小説大賞〈大賞〉受賞作。

ぼぎわんが、来る
澤村伊智
KADOKAWA/角川書店
2015-10-30
定価  1,728円
347ページ

世界の命運を握る悪因を探索する特殊能力者たちの大闘争!
東京郊外で両親と暮らす八州朋子には、大きな悩みがあった。30歳を過ぎた兄が二階の自室にこもり、家族にも姿を見せない生活が何年も続いているのだ。職場で知り合った男・加東に心惹かれる朋子だが、兄のことは話せずにいた。そのころ、元警察官の仰木と6人の男女たちは、考古学者・砂原が遺した予言を元に『悪因研』を名乗り〈悪因〉の探索を続けていた。〈悪因〉は人々を邪悪な存在〈悪果〉に変えて破滅をもたらす。6人は五感で〈悪果〉を識別する能力を持つ者たちだった。〈悪果〉を嗅ぎ分ける男・掛井は、同じショッピングモールで働く朋子への想いを募らせている。そして、掛井の仲間・卓美がある症状を発症し……。
第22回日本ホラー小説大賞 優秀賞受賞作。

二階の王
名梁 和泉
KADOKAWA/角川書店
2015-10-30
定価 1,620円
365ページ

300年の時を超えて結実した運命の愛。
弁護士・前原和男は憩いの喫茶店で、彼の“指定席”に花びらを残して立ち去った美しい女性のおもかげを瞼に刻む。その後、まぼろしの女性に瓜二つの双子の妹から、新興宗教に入会して音信不通となった姉を探してほしいと依頼された前原は、新興宗教の暗部へと近づいていくが――。幾多の時代の節を超えて現代に巡り会った男女は、運命の日を迎える。森村誠一作家生活50周年記念の記念碑的作品。

運命の花びら (下)
森村 誠一
KADOKAWA/角川書店
2015-10-30
定価  2,052円
393ページ

私たちの末裔がいつか必ず巡り合い、結ばれるだろう――。
亡君の仇討ちを胸に秘めた赤穂浪士・前原伊助は、吉良家の奥女中・千尋と許されざる恋に落ちてしまう。いずれも主家を捨て、二人の恋を達成すべきかと思い悩むが、吉良邸への討ち入りは予定通り決行される。討ち入りの夜、再会した2人は声なき声を交わして別れた。「いつの日か、自分たちの末裔が後の世に出会って、実らざる恋を達成するだろう」。これ以後、日本の歴史を彩った節目に、ふたりの家系に連なる者たちが幾度も巡り会う。時代の荒波に揉まれながら、波瀾万丈の出会いと別れを繰り返す恋人たちを描いた、重層的恋愛小説。

運命の花びら (上)
森村 誠一
KADOKAWA/角川書店
2015-10-30
定価  2,052円
371ページ

現代日本に出現した謎の王国での殺人事件。
容疑者は吸血鬼、狼男、ミイラ男、ゾンビ なんと四人(?)怪人たち・・・。 将来を思い悩む女子高校生の莉世は、帰宅途中に大きな帽子を被った少年・丈と出会う。ほど近い王国に招待された丈と、なぜか同行することになった彼女。蕪坂という大金持ちが一代で築いた中世のヨーロッパの城を模した不思議な王国、そこで不可解な殺人に巻き込まれる二人。 王位を巡る権力争いなのか? パーティの見せ物として集められた吸血鬼や狼男たちが容疑者として拘束された中、第二、第三の殺人が発生する――。 鮎川賞作家・アマン先生の超変(超変な)ミステリ!

定価 2,052円
313ページ

このページのトップヘ