警察★｢監察特任刑事」 　　　　　　　　　　　　　　　　姉小路 祐・講談社文庫

Msty★｢浜村渚の計算ノート6さつめ パピルスよ、永遠に」青柳碧人・講談社文庫

Horr★｢童提灯」　　　　　　　　　　　　　   　　　　　 　　黒 史郎・創土社  

雑誌★｢ミステリーズ! vol.72」　　　　　　　　　　　　　　　　東京創元社

弁護★｢ミネルヴァの報復」　　　　　　　　　　　　　　　 深木章子・原書房

文芸★｢現代小説クロニクル 2000～2004」日本文藝家協会/編・講談社文芸文庫

評論★｢読み出したら止まらない！女子ミステリー 100」大矢博子・日経文芸文庫 

Enta★｢フィーバー５」　　　　　　　　　　　　　　　　　木下半太・ハルキ文庫 

Susp★｢白般若は語らない」 　　　　　　　　　　　　北國浩二・富士見Ｌ文庫

Msty★｢月影骨董鑑定帖 三」　　　　　　　　　　　　谷崎 泉・富士見Ｌ文庫

Msty★｢モノクローム・レクイエム」 　　　　　　　　　　小島正樹・徳間書店

Guid★「真夜中の図書館」　　　　谷山浩子・ヤマハミュージックメディア
歴史★｢姫神」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　安部龍太郎・文藝春秋 

ScFi★｢砂星からの訪問者」　　　　　　　　　　　　　小川一水・朝日文庫  

諜報★｢幕末スパイ戦争」　　　　　　　　　歴史時代作家クラブ/著・徳間文庫 

弁護★｢笑う少年」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　樋口有介・光文社

刑事★｢都会のエデン 天才刑事姉崎サリオ」 　　高橋由太・光文社文庫 

Msty★｢RPGスクール」　　　　　　　　　　　　　　　早坂 吝・講談社ノベルス 

雑誌★｢メフィスト 2015 VOL.2」 　　　　講談社文芸第三出版部/編・講談社

Msty★｢京都寺町三条のホームズ(２) 真贋事件簿」　望月麻衣・双葉文庫

Susp★｢ミステリークレイフィッシュ」 　　　　　　飯田譲治,梓河人・双葉文庫

Horr★｢リケジョ中辻涼の幽霊物件調査ファイル」 奈良美那・宝島社文庫

Fant☆｢君にさよならを言わない」（加筆・改稿）　　七月隆文・宝島社文庫

警察★｢警部補原麻希 5グラムの殺意」　　　　　　吉川英梨・宝島社文庫

警察★ ｢アンフェアな国 刑事 雪平夏見」　　　　　秦建日子・河出書房新社 

ScFi★ ｢記憶破断者」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小林泰三・幻冬舎 

Susp★｢東京零年」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤川次郎・集英社

警察★｢プロフェッション」　　　　　　　　　　　　　　　　　今野 敏・講談社

Msty★｢道徳の時間」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　呉 勝浩・講談社 

弁護★｢JUSTICE」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大門剛明・角川書店

 4日(火)

Msty★｢黄泉醜女　ヨモツシコメ」 　　　　　　　　　　　　花房観音・扶桑社

ScFi★｢水無月忍 着艦せよ 新・天空の女王蜂Ⅱ」　夏見正隆・文芸社文庫

Susp★｢亡国記」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北野 慶・現代書館

ScFi★｢放課後のプレアデス みなとの星宙」　　　　　　菅 浩江・一迅社

Msty★｢情報系女子またたびさんの事件ログ」　　日野イズム・TO文庫

◆但し、SF・推理の特筆すべきと思われる作品は載せています。 

 

金魚の化身との奇妙な同居生活!? 勤め先の仏壇仏具販売会社はブラック企業。同棲していた彼女は出て行った。うつうつと暮らす潤は、日曜日、明日からの地獄の日々を思い、憂鬱なまま、近所の夏祭りに立ち寄った。目に留まった金魚の琉金金を持ち帰り、入手した本で飼育法を学んでいると、ふいに濡れ髪から水を滴らせた妖しい美女が目の前に現れた。幽霊、それとも金魚の化身!?漆黒の髪、黒目がちの目。えびせんをほしがり、テレビで覚えた日本語を喋るヘンな奴。素性を忘れた女をリュウと名付けると、なぜか潤は死んだ人の姿が見えるようになり、そして次々と大口契約が舞い込み始める。だがリュウの記憶の底には、遠き時代の、深く鋭い悲しみが横たわっていた――。

ただ、便宜上イトウ家と呼ばれる。「何事もないのが一番いい。そのためならどんなこともする」平和にまどろむ日本が長く続くように戦う無名の戦士、いや猟犬の日々。情報と軽武装を頼りに、国内外の邪魔者を騙し、操り、脅し、殺す。彼らの今日の仕事は…。『マージナル・オペレーション』の著者が放つ、本格スパイ小説!!

ふたりの運命が描く道は、ＸかＹか。強くも儚い男女の執念を描いた、ひりつくような愛憎サスペンス。専門商社に勤める宗谷聡子は、生きることに疑問を抱き、淡々とした毎日を過ごしていた。しかし、弁理士の堂島との劇的な出会いが聡子を変えていく。この人とずっと一緒にいたい、そう思い募るなか、聡子は堂島の隠された秘密を知ってしまう。湧き上がる疑念と焦燥。やがて彼に海外勤務を告げられ、絶望に沈んだ聡子は許されざる禁断の行為に出ることを決意する――。

もうすぐ「ワクチン戦争」が勃発する!?  新型インフルエンザ騒動で激震した浪速の街を、新たな危機が襲った。霞が関の陰謀を察知した医療界の大ぼら吹き・彦根新吾は壮大な勝負を挑むべく、欧州へ旅立っていく。浪速を、そしてこの国を救うことはできるのか。 医療の未来を切り拓く海堂エンタメ最大のドラマが幕を開ける！

金沢の高級旅館で発生した絞殺事件。被害者は都内大手企業の女性課長、所持品は泉鏡花記念館のパンフレットだった。一方東京で殺されたデリヘル嬢も有名企業の社員ばかり。異様なことに犯人はどの事件でも長時間現場に居座っていた。捜査本部は女性刑事を風俗嬢に扮装させ囮捜査を決行するが……。男と女の魔境に迫る。
 

得体のしれない男が、ふと思いついたペーパー商法。創業者は27歳の青年だった。紙切れを売るペーパー商法は、ついに成功。虚業は膨張するが、出生も定かでない謎の創業者に黒い影が忍びより…。謎多き青年の思いついた組織ぐるみの巨大詐欺。無知な老人たちを騙して年商1200億円の虚業ビジネスを展開する。恐怖の悪徳ビジネスの反面教師として描いた戦慄のミステリーロマン。 

＜目次より＞

第一章　いかにして私は推理小説嫌いとなったか

第二章　素晴らしき哉、『ロートレック荘事件』

第三章　「旧本格」の黄昏と古典化

第四章　松本清張、長編はあかんかった

第五章　ＳＦ「小説」は必要なのか

第六章　ああ、愛しのバカミス

第七章　人気作家はどのような人たちなのだろうか