Fany★ ｢あまねく神竜住まう国」 　　　　　　　　　荻原規子・徳間書店

雑誌★ ｢ミステリーズ！vol.69　FEBRUARY 2015」 　東京創元社
伝奇★ ｢黎明の書：巻之伍 まばゆき綺羅の陰に」篠田真由美・トクマノベルズ 
Msty★ ｢死を招く乗客」　　　　　　　夏木静子,吉村達也 他・ジョイ･ノベルス
12日(木)
Msty★ ｢前世の時効」　　　　　　　　　　　　　　　　西本 秋・双葉文庫 

Msty★ ｢貴族デザイナーの華麗な事件簿2 ロンドンの嵐」柏枝真郷・富士見L文庫

怪奇★ ｢駄菓子屋凸凹堂と魔女のドロップ」 　道具小路・富士見L文庫

Msty★ ｢遠鳴堂あやかし事件帖 其の参」　　　椎名蓮月・富士見L文庫

ScFi★ ｢ひとしずくの星」　　　　　　　　　　　 　　淡路帆希・富士見L文庫

怪異★ ｢幽遊菓庵～春寿堂の怪奇帳～ニ」　　 真鍋卓・富士見L文庫

文芸★ ｢現代小説クロニクル 1985～1989」日本文藝家協会・講談社文芸文庫 

Best★ ｢SFが読みたい！2015年版」　SFマガジン編集部/編・早川書房
Esay★ ｢幻島はるかなり」　　　　　　　　　　　　　紀田順一郎・松籟社 

Msty★ ｢いなくなった私へ」　　　　　　　　　　　　　　辻堂ゆめ・宝島社

Fany★ ｢人形の国のアリス」 　　　　　　　　　　　　　萬里アンナ・小学館

警察★ ｢朽ちないサクラ」 　　　　　　　　　　　　　　　柚月裕子・徳間書店

警察★ ｢六秒間の永遠」　　　　　　　　　　　　　　　　　　杉井光・幻冬舎 

ScFi★  ｢怨恨 遊軍刑事・三上謙」　　　　　　　　　　　南英男・祥伝社文庫
Actn★  ｢デスゲーム 新・傭兵代理店」　　　　　　　　渡辺裕之・祥伝社文庫 

 9日(月)
奇妙★ ｢となりの女神」　　　　　　　　　　　　山下貴光・中央公論新社

Horr★｢をちこちさんとわたし」　　　　 　　　小島水青・中央公論新社

ScFi★ ｢薫香のカナピウム」 　　　　　　　　　　　　上田早夕里・文藝春秋

伝奇★ ｢くるすの残光 天の庭」　　　　　　　　　　　　　仁木英之・祥伝社

ScFi★ ｢幻影のマイコ」 　　　　　　　　　　　　　　　　太田忠司・ノン･ノベル　

警察★ ｢ブラッドショット 横浜市警第３分署」　　　　　北國浩二・徳間文庫

警察★ ｢警察庁α特務班　ペルソナの告発」　　　　　　六道慧・徳間文庫

ScF☆ ｢クロノス・ジョウンターの伝説｣（全編加筆修正）梶尾真治・徳間文庫

Msty★ ｢ビストロ青猫謎解きレシピ 魔界編」 　　　　大石直紀・小学館文庫

警察★ ｢精鋭」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今野 敏・朝日新聞出版 

不思★ ｢砂漠の青がとける夜」　　　　　　　　　　　　　中村理聖・集英社

Susp★ ｢島と人類」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　足立 陽・集英社

ScF★ ｢タイタニア５<凄風篇>」 　　　　　　　　　田中芳樹・講談社ノベルス

Msty★ ｢虹の歯ブラシ 上木らいち発散」　　　　　早坂 吝・講談社ノベルス

Msty★ ｢森に願いを」　　　　　　　　　　　　　　　　　乾ルカ・実業之日本社

Msty★ ｢珈琲店タレーランの事件簿 4」　　　　　　岡崎琢磨・宝島社文庫

有事☆ ｢日本イスラム大戦Ⅰ 開戦2021」（改題/加筆修正）森 詠・文芸社文庫

有事☆ ｢日本イスラム大戦Ⅱ 救出作戦2021」（改題/加筆修正）森 詠

Horr★ ｢天使が怪獣になる前に」　　　　　　　　　　山田悠介・文芸社文庫

Msty★ ｢花とアリス殺人事件」　　　　　　　　　　　　　　　乙 一・小学館
 2日(月)
Mook★｢150年目の『不思議の国のアリス』ユリイカ 2015年3月臨増 総特集」 

野々宮恭子のクラスに、従姉妹の蒲生美智留が転校してきたのは中一の秋だった。美智留によって、イジメと再生不良性貧血という難病から救われた恭子は、美智留の美貌や明晰さに憧れ、心酔していく。やがてある出来事をきっかけに、二人は大きな秘密を共有するに至った。時を経て、27歳になった美智留は「生活プランナー」を名乗り、経済的不安を抱える顧客へのコンサルタント業を行なっていた。アシスタントは恭子だ。ストレス解消の散財によって借金を抱える銀行員の紗代、就職活動に失敗して家業を手伝う弘樹、働かない夫と育ちざかりの娘を抱え家計に困窮する佳恵…。美智留は「あなたは悪くない」と解決法を示唆するが…。人々はどのようにして美智留の罠に堕ちてゆくのか。美智留とは何者なのか!?奇才が描くノンストップ・ダークヒロイン・ミステリー。

都内の産婦人科病院に勤める有田美歩は、助産師になって六年目。脳性小児まひの姉と暮らす中で看護師を目指すようになり、姉の死をきっかけに助産師になる決意をした。大学病院を経て移った現在の勤務先、ローズ産婦人科病院は、利益至上主義の院長とお産をとれない助産師長がトップに立つワンマン経営、やや問題を抱えている。それでも美歩が仕事を続けていられるのは、有能な先輩たち、高い手技を持つ医師たちの存在があるからだったが、ある日、新生児室から一人の男児が消え……。妊婦健診を受けることなく飛びこみでお産に訪れた母とその子供、不妊治療の末に授かった子供の羊水検査の結果に妊娠の継続を悩む妊婦、緊急搬送され常位胎盤早期剥離と診断される産婦。現代の産科医療現場における問題に切り込みながら描く医療サスペンス。

大正時代の浅草。町のはずれにあるボロ家・百栗庵の主で発明家の柿三郎が、探偵稼業に踏み出した。冴えない風貌で発明品は珍妙だが、“顕紋粉"を使った指紋採取などの科学的な調査や、状況証拠から理論的に導き出す思考実験によって、明晰な推理を次々に披露! 機械式招き猫の助手・お玉さんを連れ、女中の千代とともに“ホモンクルスに殺された博士"“連続して発見されたバラバラ死体"“幻術師の元から消えた弟子"などの謎に挑むが……。「大正の平賀源内改め東京のホウムス、浅草が生んだ奇跡の名探偵」である発明家・百栗柿三郎を主人公に据えて描く、傑作“大正モダン" × 本格ミステリー。

疑似家族的で、賑やかかつ穏やかな雰囲気が売りのグループホーム「若葉荘」。オーナーの野末寥も、まだ五十歳ながら、ホームに同居している。両脚不随となった元警部の入居者がいる関係で、現役の刑事も出入りしており、まだ十八歳の住み込みヘルパーもいるので、世代も来歴も多彩な顔ぶれが揃っている。ところが、突然、若葉荘のすぐ近くで、高速道路の建設計画が成立し、まもなく周囲は大騒音に包まれることになるという。建築に反対し、ホームを守ろうとした市会議員の女性が変死したことから、事態はさらに複雑化していく……。最長老のひとりにして、もっともやんちゃな本格ミステリ作家、本領発揮の快作！ 　●　光文社  予価 1,944円　

☆　著者の他作品

神奈川県警藤沢南署の佐倉真理子は、「アラストル」を名乗る連続猟奇殺人犯を追うことになった。アラストルがターゲットにするのは、過去に重大な犯罪を犯した人間。そのため、インターネットを中心に、アラストルを「世直し人」として擁護する声も多くある。真理子は、テレビ局に勤める友人の水瀬智世とひそかに協力態勢を結ぶ。智世がキャスターをつとめる「スクープアイ」に出演中の犯罪心理学者・中垣紀雄が、プロファイリングの名手として知られているからだ。真理子はテレビ局と連携し、アラストルを追い詰めようとするのだが……。  　●　光文社  予価 1,944円
 

☆　著者の他作品