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                        《ミステリー・SF・ホラー・ファンタジィ小説》 今月の新刊発売リスト。これから出る本。本日発売。

May 2014

“アイドル歩兵団”に襲いかかる死の連鎖をゆももは止められるか!?
いまや、飛ぶ鳥を落とす勢いの人気グループ「アイドル歩兵団」。 セールスランキング年間1位! 賞レース総なめ! 5大ドーム公演達成! そんな人気絶頂のさなかに、6人×3チームで構成される18人の団員が、 投身自殺、斬首、溺死、破裂死……次々と奇怪な死を遂げていく。 さらに、それと呼応するように、 団員の周辺には不気味なクモを思わせる「逆さ男」が出没し、巨大な海豹(アザラシ)のような化け物が団員や関係者に襲いかかる。 いったい、あいつらは何者か? あいつらの目的は何か? 「アイドル歩兵団」の死の連鎖は何が原因なのか? 

ゆゆも
竹内 義和
マガジンハウス
2014-05-30
定価 1,404円
328ページ

もしかしたら、私の人生、ぜんぜん違ったんじゃないかって―― 。
もし、あの人と別れていなければ。結婚していなければ。 子どもが出来ていなければ。 仕事を辞めていなければ。 仕事を辞めていれば……。 もしかしたら私の「もう一つの人生」があったのかな。どこに行ったって絶対、選ばなかった方のことを想像してしまう。 あなたもきっと思い当たるはず、6人の「もしかしたら」を描く作品集。
収録作:「もうひとつ」「月が笑う」「こともなし」「いつかの一歩」「平凡」「どこかべつのところで」

平凡
角田 光代
新潮社
2014-05-30
定価  1,512円
222ページ

空き家から男女の白骨死体が発見された。そこには3年前まで老夫婦が住んでいたが、転居したあとの行方がつかめない。銀行口座を調べたところ、ネット経由で2000万円が引き出されていた。ほかにも高齢者が3組、同じように行方不明に。城東署の葛木警部補は息子のキャリア警視・俊史とともに捜査に乗り出すが、上層部はなぜか消極的。事件つぶしの疑惑に、所轄魂に火がついた。やがて浮かび上がった容疑者に、葛木父子と捜査陣は震撼する――。 ● 徳間書店 予価 1,782円 

☆ 著者の他作品 
挑発―越境捜査― (双葉文庫)
笹本 稜平
双葉社
2013-04-11

 

鬼と陰陽師――異形の刑事コンビが最大の謎に挑む!食品メーカーの副支店長の失踪、連続して起こる頭蓋骨ごと押しつぶされる凄惨な殺人事件。無関係と思われた複数の事件には災厄の連鎖が!? 鬼刑事と陰陰陽師の異形コンビの捜査は、真相に行き着くのか!?  ● 角川ホラー文庫 予価 648円 

☆ 著者の他作品
 

大切なものを失くした二人・駿矢と姪の真弓子は招かれ、山に帰ることを決めた。岩手と宮城の狭間に秘かに存在する「月ノ森」へ――。この地で湧水「命迦泉」の番を始めた二人は、様々なものと巡り逢う。人と、人にあらざる者と……。中国をはじめアジア各地の神仙、怪異譚や幽霊話を手掛けてきた著者が、初めて出身地・東北を舞台に紡いだ再生物語。 ● イースト・プレス 予価 1,620円 

☆ 著者の他作品
玉工乙女
勝山 海百合
早川書房
2010-11-10


 

新入生の三重子が立ち上げた謎の部活〈総理大臣暗殺クラブ〉。メンバーは一風変わった者ばかり。総理大臣暗殺というバカげた目標のために、青春の日々を楽しく、そして必死に費やす若者たちの真実は!? 明るくて必死で切ない青春ミステリ。 ● 角川書店 予価 1,728円 

☆ 著者の他作品
 

ラスト・ミッションで阿鼻叫喚!! 恵が廃屋で見たものは幽霊……? 
「よろいち」の編集アルバイト学生恵もいよいよ就活の季節。そんななか、編集部に寄せられる情報は“幽霊“ネタばかり。臆病者の恵が渋々調査に出掛けた廃屋で目撃したものは怨霊なのか。一方、兄の稔は行方不明の父を捜し続けていた。しかし、その消息を知る男が死亡。現場に残るアカシアの小枝の意味は──メンバーとの別れ、就職、父との再会。恵の今後や如何に。青春〈怪〉ミステリー完結編!
281ページ

本物の“人間の悪意”に触れたときすべてが狂いだす…。
人間は死んだらどこにも行けなくなるか、そこに在るかだ。主人公の「ウニ」は、大学で出会った霊感を持つ先輩「師匠」とともに、さらなる未知なる体験を重ねる。そして、ついに師匠の謎に包まれた過去に辿り着いたとき……。2ちゃんねるで伝説的な人気を誇るオカルトホラー小説、待望の第二弾!
368ページ

“異例の日本人研修生” としてアメリカ合衆国シークレットサービスにやってきた首藤武紀は、研修初日、銃規制デモで暴れた男を流れるような動きで制圧する。「自由の国、アメリカにようこそ」 相棒のバーン特別捜査官が首藤に声をかけていた時、物陰からじっと二人の様子を監視する男がいた。 ● 講談社 予価 1,680円
 
☆ 著者の他作品

 

新興宗教団体『ギヤマンの鐘』にかかわる事件で警視庁が緊張に包まれる中、都内とその近郊の各地でスズメバチが人を襲う事故が、連続して発生する。その中には高速道路を走行する自動車内で蜂が人を刺すという重大な事例もあった。本庁の総務部総務課動植物管理係の須藤友三警部補と部下の薄圭子巡査は、蜂の事故の捜査を始めるが――!?  ● 講談社 予価 1,680円 

☆ 著者の他作品
福家警部補の再訪 (創元推理文庫)
大倉 崇裕
東京創元社
2013-07-20

 

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