ペンネームに「動物」が隠れた作家たちが紡ぐ、「動物」をテーマとして物語。
嵐の夜に海からやってきた羊や、男子大学生の心を惑わせる鹿、偽占い師がさがしている兎、なぜか体中が傷だらけの鶏、関西弁で事件を解決する馬――“アニマルな作家"たちが書き下ろした異色の短篇小説集!
「馬の耳に殺人」 東川篤哉
深夜に疾走する馬が目撃された翌朝、不審な死体が発見された。
「幸運の足跡を追って」 白河三兎
占い師のフリをすることになった引きこもり少女と、居候で毒舌のフランス人青年が、失踪した兎の行方を追う。
「キョンちゃん」 鹿島田真希
“キョンちゃん"に素敵な人を紹介してほしいと、女友達から相談された“俺"は、親友の山野を会わせることにしたが……。
「蹴る鶏の夏休み」 似鳥鶏
「白いカラス」が現れたという同級生の家を、校内新聞の取材で訪れた加古川と飛田は、思いもよらぬ事件に巻き込まれる。
「黒子羊はどこへ」 小川洋子
嵐の晩に難破船から現れた二匹の羊が生んだのは、漆黒の子羊だった。

定価 1,512円
234ページ