過去と現在。12年を経て、少女は二度、誘拐された!
12年前、誘拐された少女。そして発生した二度目の誘拐事件。目の見えぬ少女はなぜ、再び狙われたのか―。幼い頃に連れ去りにあい、失明した愛子。借金を残し失踪した妻・優奈を捜す、漫画家の礼遠。行方をくらました優奈は、誘拐犯の娘だった。事件から12年、魔の手が再び愛子を襲う!過去と現在を繋ぐのは、誘拐犯の娘。戦慄のサスペンス・ミステリー。

いつかの人質
芦沢 央
KADOKAWA/角川書店
2015-12-26
定価 1,944円
357ページ