二十四歳の看護師が、病室を廻っている時に激しい揺れを感じ、意識を失った。目が覚めたところは、七十一年前のマニラ。日赤の従軍看護婦としてだった。夢が醒めるまではと、目の前の現実を甘受することに。太平洋戦争のことはよく知らないが、戦争が終わることは知っている。とにかく生き延びて、日本に帰ろうと考えた……。   ●  光文社   予価 1,296円 

☆ 著者の他作品
闇から届く命
藤岡 陽子
実業之日本社
2015-01-31