ぼくの母さんが弔われるその日に、ぼくの父さんは祝言をあげた。だからぼくは、婚礼の義を冒涜することにした。日本一のヤクザ組織の長・早田征城。その愛人の息子・桂介は、外部組織でビジネスを担当していたが、組に入ることを決意する。母を捨てた征城を抹殺し、早田組を壊滅させるためだ。裏切り者であること、男でも女でもない「真性半陰陽」であること。二重の秘密を抱えながらも、桂介は着々とのし上がっていく。だが――。  ●  幻冬舎  予価 1,728円 

☆ 著者の他作品
墓頭
真藤 順丈
角川書店(角川グループパブリッシング)
2012-12-26