札幌にある、小さな花屋「花工房ノンノ」――ノンノはアイヌ語で花という意味――でアルバイトをしている大学生の山下純平は3歳の頃、母親と一緒にガス中毒事故に巻き込まれ、母親を亡くしている。その際、純平が臨死体験で見た景色を、同僚の細井が動画サイトで実際に見たことがあるという。それは青から赤に変化していく花畑の様子だった。不思議に思ったふたりは、該当する動画サイトを検索するが、すでに削除されていることを知り――。純平の母親の死の秘密と、細井が狙われた食中毒事件。すべては「花」で繋がっていた……。 ● 宝島社文庫 予価  734円 

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