わたしたちは、共に行く運命なのです。
《黒狼公》 をキーナンに譲り、待望の隠居生活に突入した過去視の力を持つヤエト。  しかし、残念ながら隠居とはほど遠い仕事量に忙殺される日々を送っていた。  そんな中、ターンの預言者・ウィナエに導かれ、 ヤエトはジェイサルドらと共に世界の罅を塞ぐ手がかりを得るため、 砂漠の深部・シンリールへと赴く。  数ヶ月後、ようやく都へと戻ったヤエトだったが、 都では第七皇子が反旗を翻し、まさに戦いの火蓋が切られようとしていて――。 
 
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