不思議と妖しさ満載な記事の真相とは――。
20世紀初頭、清が滅んで中華民国が成立した数年後、江南の仙陽で「黄石斎真報」なる画報が発行された。「黄石斎真報」は、地元の社会問題や事件のみならず、怪しげな話題も取り扱っている。記者の陸亜森、居候の黒蝙蝠らは、新人の林崇徳と奇妙な出来事を取材する過程で、その真相に近づいていく。それらは記事になると同時に、黒蝙蝠らに副収入をもたらしてもいた…。絵にコメントが付されたグラフ誌「画報」に謎とお金が詰まっている!?

定価 1,575円 
268ページ