終末の日を迎えるとき、私たちは何を思う――。
20XX年、日本。全国民が3階層に差別化され、厳格な監視下に置かれていた。国に背いた者は惨殺され、夏至の日に遺体を“公示”される。エリート高校に通う天木京は、クラスメートの父親が国に裁かれたことをきっかけに、闇に葬られた12年前の事件の謎を知ることに。エリートコースを放棄した少女は、捨て身の賭けに出る。

ターミナル・デイ (単行本)
小杉 英了
角川書店
2013-10-29
定価 1,575 円 
333ページ