黄金の夏が終わった日、少女が消えた、深い闇の中へ。
少女失踪事件を捜査する刑事・相馬は、現場で奇妙な印を発見し、23年前の苦い記憶を蘇らせる。台風一過の翌日、川岸にランドセルを置いたまま親友が消えた。そこにも奇妙な印が残され…。人が犯した罪は正しく裁かれ、正しく償われるのか。残酷な「世界」に必死に挑んだ少年の驚くべき秘密とは…! ? 司法の信を問うミステリー。

幻夏 (単行本)
太田 愛
角川書店
2013-10-29
定価 1,680 円 
395ページ