邪馬台国とは何だったのか? 現代の不可能殺人が導く、その正体――。
ライター黒覇王樹が“女王暗殺説”を発表した直後、何者かに襲撃される。危機を救った謎の美女上偶一十三は、祖父の研究仲間鏡英輔の子孫に黒覇を引き合わせた。卑弥呼の墓を守り続けているという彼らには、“卑弥呼が密室で殺された"という驚くべき秘密が伝えられていた。現代の不可能犯罪が、古代の密室殺人を解き明かす。 

卑弥呼の密室
獅子宮敏彦
祥伝社
2013-10-29
定価 1,785円 
378ページ