新刊ミステリ ・ 新刊SF 【 ミステリーアイ 】

                        《ミステリー・SF・ホラー・ファンタジィ小説》 今月の新刊発売リスト。これから出る本。本日発売。

February 2016

31日(木)
Msty★「札幌アンダーソング ラスト・ダンス」        小路幸也/角川書店
Horr★「私のサイクロプス」               山白朝子/角川書店  
30日(水)
Msty★「僕だけがいない街 Another Record」       一 肇/角川書店 
家裁★「サブマリン」                 伊坂幸太郎/講談社
Enta★「三軒茶屋星座館 春のカリスト」         柴崎竜人/講談社
29日(火)
ScFi★「トリモノート」                 森川智喜/新潮文庫nex  
28日(月)
Susp★「暗幕のゲルニカ」               原田マハ/新潮社
26日(土)
Msty 「真実の檻」                  下村敦史/角川書店
25日(金)
雑誌★「ミステリマガジン5月号 特集:シャーロック・ホームズ現在進行形」
Msty 延期 「となりのおばあちゃん探偵」           蒼井上鷹/角川文庫
Msty
★「樫乃木美大の奇妙な住人 長原あざみ、最初の事件」柳瀬みちる/角川文庫
諜報★「冷たい狂犬」                 渡辺裕之/角川文庫
Actn★「スティングス 特例捜査班」           矢月秀作/角川文庫
警察★「特命捜査 彷徨う警官2」            森詠/角川文庫
推理★「ケムール・ミステリー」              谺健二/原書房
24日(木)
評論★「奇異譚とユートピア - 近代日本驚異<SF>小説史」長山靖生/中央公論新社
有事★「第三次世界大戦1 太平洋発火」        大石英司/C・NOVELS
ScFi★「クロニスタ 戦争人類学者」         柴田勝家/ハヤカワ文庫JA 
ScFi★「宇宙軍士官学校―前哨―10」        鷹見一幸/ハヤカワ文庫JA 
ScFi★「マルドゥック・アノニマス 1」           冲方 丁/ハヤカワ文庫JA   
23日(水)
Msty 「301号室の聖者」              織守きょうや/講談社
伝奇★「帝都妖乱」                   久楽健太/講談社
22日(火)
ScFi★「杏奈は春待岬に」                梶尾真治/新潮社
警察★「死者の盟約 特捜7」              麻見和史/新潮社
ScFi★「武蔵野アンダーワールド・セブン-意地悪な幽霊-」  長沢樹/東京創元社
19日(土)
Susp★「橋を渡る」                  吉田修一/文藝春秋
冒険★「バベル九朔」                 万城目学/角川書店 
18日(金)
推理★「背律」                     吉田恭教/原書房
17日(木)
推理★「ワスレロモノ 名探偵三途川理 VS. 思い出泥棒」   森川智喜/講談社タイガ
Msty★「銀髪少女は音を視る ニュクス事件ファイル」     天祢涼/講談社タイガ
Msty★「大正箱娘 見習い記者と謎解き姫」       紅玉いづき/講談社タイガ
Msty★「屋根裏の美少年」               西尾維新/講談社タイガ
Msty★「アンと青春」                    坂木司/光文社
警察★「砂丘の蛙」                    柴田哲孝/光文社
Msty★「天使の棲む部屋 問題物件」           大倉崇裕/光文社 
16日(水)
法廷★「恩讐の鎮魂曲」                 中山七里/講談社
15日(火)
Msty★「探偵の鑑定 1」                 松岡圭祐/講談社文庫
12日(土)
Fant★「影王の都」                   羽角 曜/創元推理文庫
Msty★「現代詩人探偵」                紅玉いづき/東京創元社
11日(金)
Susp★「浮遊」                  高嶋哲夫/河出書房新社
Msty★「コーイチは、高く飛んだ」             辻堂ゆめ/宝島社
Msty★「たまらなくグッドバイ」               大津光央/宝島社
ScFi★「タイムマシン 穂瑞沙羅華の課外活動」       機本伸司/ハルキ文庫 
10日(木)
推理★「涙香迷宮」                   竹本健治/講談社
Msty★「『このミス』大賞作家書き下ろしBOOK vol.12」       宝島社
警察★「愚者の連鎖 アナザーフェイス 7」          堂場瞬一/文春文庫
 9日(水)
刑事★「不協和音 京都、刑事と検事の事件手帳」   大門剛明/PHP文芸文庫 
探偵★「みんなの少年探偵団2」      有栖川有栖,歌野晶午,大崎梢/ポプラ社
探偵★「みんなの怪盗ルパン」       小林泰三,近藤史絵,藤野恵美/ポプラ社
 7日(月)
Fant★「炎のタペストリー」                乾石智子/筑摩書房 
 4日(金)
Msty★「研究公正局・二神冴希の査問 幻の論文と消えた研究者」 喜多喜久/宝島社文庫
Msty★「古書街キネマの案内人 おもいで映画の謎、解き明かします」大泉貴/宝島社文庫
Msty★「デス・サイン 死神のいる教室」         深津十一/宝島社文庫
ScFi★「あるいは修羅の十億年」             古川日出男/集英社
 3日(木)
推理★「誰も僕を裁けない」              早坂吝/講談社ノベルス
歴史★「神の時空 ―伏見稲荷の轟雷―」        高田崇史/講談社ノベルス
 2日(水)
Susp★「余命二億円」                  周防柳/集英社


                   最新更新日(追加・変更・発売確認) 2016.3.31
                  タイトル前の 「★」 は発売済・確認済。


進化を、科学を、未来を――人間を疑え!
百匹目の猿、エスパー、オーギトミー、代替医療……人類の叡智=科学では捉えきれない「超常現象」を通して、人間は「再発見」された――。
デビューから二作連続で直木賞候補に挙がった新進気鋭作家の、SFの枠を超えたエンターテイメント短編集。

宮内 悠介
講談社
2016-04-20

「法廷で裁かれるのは〈犯罪〉だ。神が裁くのは、〈罪〉だ」
革命は終わった。
登場人物たちは、フランスを脱出してイギリス・ロンドンへ。
ローラン、ピエール、コレットは、革命期に負った「傷」への代償としての「復讐」を試みる。
「革命という名の下になされた不条理に、私は何もなし得ない。ゆえに、個が個になした犯罪の是非を糺す資格も、私は持たない。私は、法がいうところの犯罪者になるつもりだ」
私は、殺人を犯す。それは罪なのか?
あの「バートンズ」も登場!下巻は産業革命期のロンドンを舞台にしたイギリス編。

皆川 博子
講談社
2016-04-20

quo fata trahunt, retrahuntque, sequamur.
運命が運び、連れ戻すところに、われわれは従おう。
1789年7月14日、民衆がバスティーユ監獄を襲撃。
パリで起きた争乱は、瞬く間にフランス全土へ広がった。
帯剣貴族の嫡男フランソワとその従者ピエール、大ブルジョアのテンプル家嫡男ローラン、港湾労働と日雇いで食いつなぐ平民のジャン=マリと妹コレット。
〈革命〉によって変転していくそれぞれの運命とは。
上巻は貿易都市ナントを舞台にしたフランス編。
小説の女王が描く壮大な物語と、仕組まれた巧妙な仕掛けに耽溺せよ。
 
皆川 博子
講談社
2016-04-20

完全犯罪を目論んだ犯人はどこでミスを犯したのか? 
『最後のトリック』『ミステリー・アリーナ』でミステリ界席巻中の著者渾身作。

人の言葉の真偽を判別できてしまう臨床真実士──本多唯花は財閥の相続をめぐる殺人事件の調査を依頼され、文渡村へと向かう。

ギロチン館の主人の正体は?
埼玉県北部の町で、連続少年失踪事件が起きていた。
中学三年の「僕」はマリオネットの仮面の男が犯人と見て、その屋敷に行くが……。

折原 一
文藝春秋
2016-04-18

 

さあ、始めよう。“探偵殺し”を――。
鷹司高校で起きたカンニング事件。
剣峰成と太刀杜からんは、疑惑をかけられた少女、時巻暦の調査を開始する。
だが、事件を解決したと思ったのも束の間、カンニングの新たな証拠が見つかり、真偽は生徒会裁判“将覧仕合”へと委ねられることに。
激突する論理と論理。反転し、姿を変える真実。
そして、伝説の名探偵・金田一が参戦し……。
青春×本格ミステリの新機軸、第2弾。


「恐怖」はどこからやってくるのか?
不思議なもの、怖いもの、深淵なもの、不気味なもの。
「目に見えない存在」を可視化し、異質の世界を表現したアーティストたちの実像とは?
本能が生み出した脅威の美術に、知の巨人・荒俣宏が迫る! 
「この本の主題を俗っぽく表現するならば、お化けを見るとぞっとする本能的な実感の生まれてくる由来を探ることにある。(中略)人がお化けと聞いてぞぞっとしたり、怖い映画を見て目を塞いだりする生理的反応は、いったい何に由来するのか。いわば、子ども心のリアリティー感覚にかかわる謎を、成人の目から再考する試みといえるだろうか。」 ――本文より
アウトサイダー・アート、幻想美術、幻想言語、抽象画――。
茂木健一郎、京極夏彦、春日武彦、大西暢夫など、さまざまなジャンルの
スペシャリストとの対話を通じ、そのイメージの源泉を探る。

脳内異界美術誌 幻想と真相のはざま
荒俣 宏
KADOKAWA/角川書店
2016-02-27
 

福岡の街で私はたくさんの答えを探している。
市内の高校に通う私は不思議な事件に遭遇する。
天神に向かうローカル電車で奇妙な婦人に出会ったり、
学園祭の舞台本番直前にシンデレラの衣装が消えてしまったり。
事件が起こるたびに解決の糸口を示してくれるのは、知り合いの大学院生、飛木さんだった。
解くことが叶わなかった問題も、真相に辿り着けなかった謎も全て覚えておこう。
いつの日か扉を開ける鍵が手に入ると信じて。
第23回鮎川哲也賞最終候補作を大幅改稿して贈る、透明感あふれる青春ミステリ。
<収録作>
「放課後スプリング・トレイン」
「学祭ブロードウェイ」
「折る紙募る紙」
「カンタロープ」 
 
 

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