新刊ミステリ ・ 新刊SF 【 ミステリーアイ 】

                        《ミステリー・SF・ホラー・ファンタジィ小説》 今月の新刊発売リスト。これから出る本。本日発売。

June 2014

聴こえる人には聴こえるラジオ番組。例えば誰が死ぬか予告されて……戦慄のradio小説。 ● ハヤカワ文庫JA 予価 842円 

☆ 著者の他作品
ライオンのつづき (双葉文庫)
大山 尚利
双葉社
2014-06-12
 

口ずさむは革命の唄、乙女のロマンと熱き魂を葉巻型ロケットに乗せて
パスティーシュの宇宙をナンセンスに飛翔する野ばら版『星の王子さま』。継母にいじめられ、故郷を追われたアリスがたどり着いたのは、四畳半風呂なしの小さな小さな星でした――。『星の王子さま』や『不思議の国のアリス』を彷彿とさせる、童話風のメッセージやナンセンス、詩的文学的引用をちりばめた、嶽本野ばら書き下ろし新作小説。装丁:ミルキィ・イソベ 装画:今井キラ

星のアリスさま
嶽本野ばら
国書刊行会
2014-06-30
定価 1,944円
175ページ

2013年の日本SF短編の精華。全15編を収録。
巻末には高島雄哉「ランドスケープの知性定理」と同時受賞した第5回創元SF短編賞受賞作「風牙」と選評を掲載。編者による2013年の日本SF界概況、2013日本SF短編推薦作リストなど、解説も充実。
<収録作>
宮部みゆき   「さよならの儀式」
藤井太洋   「コラボレーション」
草上 仁    「ウンディ」
オキシタケヒコ「エコーの中でもう一度」
藤野可織   「今日の心霊」
小田雅久仁  「食書」
筒井康隆   「科学探偵帆村」
式貴 士    「死人妻(デッド・ワイフ)」
荒巻義雄   「平賀源内無頼控」
石川博品   「地下迷宮の帰宅部」
田中雄一   「箱庭の巨獣」
酉島伝法   「電話中につき、ベス」
宮内悠介   「ムイシュキンの脳髄」
円城 塔    「イグノラムス・イグノラビムス」
冲方 丁    「神星伝」
門田充宏   「風牙」(第5回創元SF短編賞受賞作)

さよならの儀式 (年刊日本SF傑作選) (創元SF文庫)
大森望, 日下三蔵/編
東京創元社
2014-06-28
定価 1,404円
665ページ 

新署長は女性キャリア。 ミステリ×人間ドラマの興奮。
柴崎令司警部は、今回も綾瀬署を離れることができなかった。その一方で、同世代のキャリア・坂元真紀が署長に着任。現場経験に乏しいコンビが誕生してしまった。職務にまつわる署内の不祥事、保護司による長男殺しの闇。そして、女性店員失踪事案の再捜査が、幾つもの運命を揺さぶりはじめる――。日本推理作家協会賞受賞作を継ぐ、<撃てない警官>シリーズ第二弾。

出署せず (新潮文庫 あ 55-3)
安東 能明
新潮社
2014-06-27
定価 810円
528ページ

人権派弁護士の弟はなぜ消えたのか?
落ち目のラノベ作家の兄・鈴島陽一と、弁護士として活躍しているが家族とは絶縁状態の弟・鈴島薫。父の葬式にも現れなかった薫が失踪状態であることがわかり、陽一は薫の人権派としての弁護活動に批判的な週刊誌記者に担ぎ出され、薫を探すために上京する。そこで待ち受けていたのは自殺志願者を死に誘う「死の天使」事件だった。兄弟の確執を背景に現代を象徴する不可解な事件に意外な真相が待ち受ける。
 
死の天使はドミノを倒す
太田 忠司
文藝春秋
2014-06-26
定価 1,728円
346ページ

すべてを失っても、彼女の闘いは終わらない。
航空機事故ですべての家族を亡くした七原慧子は、安らかな眠りも失った。自分が眠るためには他人を不安と焦燥に陥れ眠れなくすることで、その眠りを奪うしかないことを知った慧子は、獲物を求めて銀座の高級クラブに会計係としてもぐり込む。だがある日、慧子の部屋でクラブのホステスの一人が死体で発見され、慧子は否応なしに危険な殺人事件に巻き込まれていく。

あなたも眠れない
山口 恵以子
文藝春秋
2014-06-27
定価 1,458円
261ページ

スクランブル発進した自衛隊機は、なぜ堕ちたのか・・・。
自衛隊戦闘機「TF-1」が、スクランブル飛行中に墜落した。この異様な事故を受け、防衛省は機体を製造する浜松の航空機メーカー、四星工業にその検証を依頼する。四星工業では入社三年目の技術者、沢本由佳が上司の永田とともに業務にあたっていた。シュミレーションの結果、事故はパイロットの単純な誤操作によるものだと判断されたが、永田は沢本が言った何気ない一言が気になり、すでに会社を辞めてデザイナーをしている同期の倉崎に話を持ちかける。背後に浮かび上がるのは、「TF-1」設計時に官(防衛省)と民(航空機メーカー)がそれぞれ抱え込んでいた闇だった。
第21回(2014年)松本清張賞受賞作。

推定脅威
未須本 有生
文藝春秋
2014-06-27
定価  1,458円
312ページ

彼の左手は、呪いを握り潰す。
背後からの冷たい視線、異常な言動をとる隣人、そして殺人事件――。駆け出しの作家・尾見は周囲に巻き起こるさまざまな怪現象に悩まされていた。誰かが自分に悪意を持ち、おぞましい呪詛に巻き込んでいる。なぜ僕が狙われているのか? 身に覚えのない悪意に怯える尾見の前に現れたのは、人の心を侵食するショクを「握り固める」能力―アクシキの使い手・阿久根直樹とアクシキされたショクを食う美少女の美空。人外の力を駆使する二人のアクシキ屋とともに、尾見はショクをばら撒き続けている首謀者を追い始めるが!?
310ページ

宮司百合子・司の兄妹は、孤島に佇む宗教施設で行われる講演会に赴く。そこで待っていたのは、行方不明となっていた数学者・十和田只人と、天才・善知鳥神だった。しかし、講演者である数学者が、次々と惨殺されたばかりではなく、死体が移動する謎までが目の前に現れ……? メフィスト賞受賞シリーズ、第四弾。数学者達の過去の事件の因縁が明らかとなる、大人気シリーズ、ターニングポイント! ● 講談社ノベルス 予価  972円  (8月7日発売から延期)

☆ 著者の他作品
 

閉ざされた孤島の惨劇!もう、誰も信じられない。 希少な『透明骨格標本』を所蔵する孤島の博物館を訪問した9人の男女。標本の放つ不気味な美しさに魅了されて集まった参加者を待ち受けていたのは、突然の荒天と9人それぞれの思惑だった……そして第一の殺人が。 ●  角川書店 予価 1,836円 

☆ 著者の他作品
CUT (単行本)
菅原 和也
角川書店
2013-08-31

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