新刊ミステリ ・ 新刊SF 【 ミステリーアイ 】

                        《ミステリー・SF・ホラー・ファンタジィ小説》 今月の新刊発売リスト。これから出る本。本日発売。

関東北部では、金精峠で土砂崩れが起こり、足尾町の人々が原因不明の死を遂げ、富岡で大火災が発生するなど大災害が頻発していた。
そんな折、元大手ゼネコン技術者の菊川のもとに、突如奥立という男が現れる。
すべてはマグマ活動にともなう火山性事象が原因であり、これ以上の被害を阻止すべく、東京湾第一発電所の建設に携わった菊川の力を借りたいという。
だが、菊川の協力もむなしく秩父鉱山で大噴火が発生、やがてマグマは東京へと南下していく。
このままでは関東が壊滅し、最悪の場合、日本、そして世界までもが滅んでしまう――。
地球規模の未曾有の危機に元ゼネコン技術者、地質学者たちが挑むパニック・サスペンス巨編。

安生 正
宝島社
2016-04-22

猛獣や魔獣が跋扈する森の奥の小さな洞窟。
その入り口近くに、一匹の火竜が舞い降りた。
竜は一つの卵を産み落とし、土に埋め、束の間の狩りに出かけ、命を落とす。
後には冷え死ぬだけの卵が残るだけ。
しかし、そこに一匹の母猫がやってくる。母猫は卵が埋まった土の上で三匹の子猫を生んだ。
さらには体温の高い子猫たちがそうとは知らず竜の卵を温め続ける。
――こうして竜の子が孵ったのは、子猫たちが生まれてから四日後のことであった。
猫たちは、このちょっと変わった「火を噴き空を飛ぶ“猫”」を、家族に加えて生きていく。
これは猫に育てられた一匹の竜と猫、そして人間たちの、温かくて、不思議で、ちょっと切ない物語。
小説投稿サイト「小説家になろう」短編ランキングで長期にわたり上位にランクインするあの作品がついに書籍化! 書き下ろしの新エピソードも特別収録!

アマラ
宝島社
2016-04-22

2015年読売新聞ミステリーブックフェアレコメンド大賞第1位『サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻』シリーズ最新刊。
相手のしぐさから嘘を見破る美人取調官・楯岡絵麻が、相棒の西野とともに様々な事件に挑む。
人気シンガーソングライターの自殺、ご近所トラブルにより過失致死に問われた老夫婦、集団リンチの果てに殺された女子中学生事件。
さらには、かつての恋人が絵麻に接触してきて……。
自供率100%を誇る、エンマ様シリーズ第4弾。

全日本選手権の鉄棒で優勝した体操界期待の新星・結城幸市は、コーチを務める両親や応援してくれる幼馴染らに囲まれ、充実した日々を送っていた。
だがある日、妹の似奈が階段から転倒し、意識不明の重体になったことから、すべての歯車が狂い出す。
立て続けに重なる不幸に心が折れかけながらも、幸市は大会に向けて猛練習に励むのだったが。
瑞々しい青春スポーツミステリー。
『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作家のデビュー第2作。

28年前、八百長疑惑をかけられてみずから命を絶った伝説の左腕投手K・M。
四半世紀後、行方不明になっていた1500奪三振の記念ボールが発見されたのをきっかけに、彼を再評価する動きが広まる。
作家の芹沢真一郎は、K・Mの伝記を書くべく関係者たちのもとを取材して回るが、彼にまつわるエピソードにはいくつもの謎があった。
誤審に抗議した相手チームの監督はなぜ急に引き下がったのか。
Kと同室だった男はなぜ異変を無視したのか。
そして、八百長疑惑の真相は?
2016年第14回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作。

 

それは、天才しかなし得ない「日本語」の奇蹟――。
明治の傑物・黒岩涙香が残した最高難度の暗号に挑むのは、IQ208の天才囲碁棋士・牧場智久! 
これぞ暗号ミステリの最高峰!
いろは四十八文字を一度ずつ、すべて使って作るという、日本語の技巧と遊戯性をとことん極めた「いろは歌」四十八首が挑戦状。
そこに仕掛けられた空前絶後の大暗号を解読するとき、天才しかなし得ない「日本語」の奇蹟が現れる。
 『メフィスト』掲載に書き下ろしを加えて単行本化。

涙香迷宮
竹本 健治
講談社
2016-03-10

兄・炎の刑事vs弟・氷の検事。
放火魔の供述に秘められた真相……。
刑事だった父は、本当に冤罪を生んだのか――。
京都府警捜査一課の川上祐介は、妻を殺したと自白しながら、黙秘に転じた被疑者に手を焼いていた。
そこへ、京都地検から「不起訴」の連絡が届く。
それを決めた担当検事は、父が違法捜査を疑われて失職した際に別の家の養子となった弟の真佐人だった。
不起訴に怒る祐介に、真佐人は意外な一言を返す。
土壇場で自白を覆す容疑者。
伝説のスリの意外な正体。
同時に発生する銀行強盗と誘拐事件。
実直な警官の無謀な追走。
刑事と検事、それぞれの信念がぶつかり合う連作ミステリー。
文庫書き下ろし。

不協和音 (PHP文芸文庫)
大門 剛明
PHP研究所
2016-03-09

完全黙秘の容疑者。その背景には何が? 
参事官の後山の指令で、完全黙秘を続ける連続窃盗犯の取り調べを行うことになった刑事総務課の大友鉄。
その沈黙に手こずる中、めったに現場には来ないはずの後山と、事件担当の検事まで所轄に姿を現す。背後にはいったい何が?
異色のシングルファーザー刑事の活躍を描き人気を博す「アナザーフェイス」シリーズ長編第七弾。


江戸川乱歩生誕120年を記念して刊行され、テレビや新聞など様々な媒体にも紹介されて話題にもなったアンソロジー『みんなの少年探偵団』。
2015年は江戸川乱歩没後50年ということで、市場も盛り上がりを見せているが、
その最後の締めくくりとしての『みんなの少年探偵団』第2弾企画。
第2弾も、子供時代に少年探偵団と怪人二十面相の息詰まる対決に胸を躍らせた過去を持つ作家陣が集結。
今作では、有栖川有栖、歌野晶午、大崎梢、坂木司、平山夢明という豪華5人が「少年探偵団」オマージュに挑む!

<収録作>
『未来人F』       有栖川有栖
『五十年後の物語』  歌野晶午
『闇からの予告状』  大崎 梢
『うつろう宝石』     坂木 司
『溶解人間』      平山夢明

みんなの少年探偵団2
有栖川 有栖
ポプラ社
2016-03-09


多くの人の読書体験に強い影響を与えてきた、「怪盗ルパン」シリーズ。
弱きを助け、強きを挫く、世界一華麗な怪盗〝ルパン〟の活躍に憧れた子供たちも数多いことだろう。
今作では、子供時代、怪盗ルパンに胸を躍らせた過去を持つ作家陣が集結。
小林泰三、近藤史恵、藤野恵美、真山仁、湊かなえの豪華5人が、
「怪盗ルパン」のオマージュ小説に挑む!

<収録作>
『最後の角逐』        小林泰三
『青い猫目石』        近藤史恵
『ありし日の少年ルパン』  藤野恵美
『ルパンの正義』       真山仁
『仏蘭西紳士』         湊かなえ 
 
みんなの怪盗ルパン
小林 泰三
ポプラ社
2016-03-09

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